在宅ホスピスの研究と普及を目指す
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エピソード①

その方らしい生活を支援する

私達はこれまで、利用者さんやご家族の様々な希望を実現してきました。
ここではそのエピソードをご紹介します。

エピソード1
~家族の負担を軽減しつつ、本人のやりたいことを後押しする~

清さん(仮名)のケース
70代男性。ALSの診断を受け、自宅で療養していたが、病気が進行するにつれて介護する妻の負担が大きくなり、訪問看護師の紹介で入居。

ALSの診断を受け、自宅で療養していた清さん。妻は、何とか自宅で看たいという思いと、家族だからという責任感を持ちながら介護を続けていたが、疲弊が限界を迎え、清さんの入居を決断した。

清さん自身が入居を希望したわけではなかったため、入居後しばらくは不安の方が強く、昼夜問わず頻繁にナースコールがあった。なかなかスタッフに心を開かなかったが、入居して3か月ほど経つと、徐々にスタッフとの信頼関係ができていった。

家族は、少しでも清さんが快適に過ごせるようにと、外出やコミュニケーション支援ツールの使用を清さんに幾度となく促しているが、本人はなかなか前向きになれない状態が続いている。ただ、航空自衛隊のショーだけは特別だ。航空機の動画を見るために視線入力のツールを使ってみるなど、物事に挑戦するモチベーションになっている。また、スタッフと話が盛り上がったことをきっかけに、清さんは航空自衛隊のショーの障害者招待枠の抽選に応募した。

この時ばかりは、普段ベッドで横になっている清さんもご家族も奮起して、車椅子で過ごす時間を積極的に作った。残念ながら抽選には外れてしまったが、これを機に外に出られるようにと外出の練習を続けている。

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